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1980年の大統領選挙

1980年の大統領選挙では、“強いアメリカの復活”をスローガンにして、自らを“グレート・コミューター(意思疎通能力に長けた人)と呼ぶレーガンが当選しました。レーガンは第1に、総合的な軍事力でソ連に追いつき追い越すこと、第2には、70年代のアメリカ経済が陥っていたスタグフレーション(高失業率とインフレの併存する状態)と生産性の上昇率鈍化による低成長を打破することを目標に、新しい経済政策をスタートさせました。いわゆる“レーガノミックス”です。では、レーガノミックスは所期の目標を達成できたでしょうか。以下では、8年間のレーガンの時代、そして後を継いたブッシュの時代の動きについて、その推移を簡単にみてみましょう。今後のアメリカを展望するに当って、レーガノミックスの功罪をよく理解しておくことは、非常に大切だと思います。

緊急の会議を招集して対応策を協議

政策協調は、1プラス1で3になるシナジー効果(synergyeffect:共同作用の効果)をねらったもので、ドル相場安定のため、主要国が金利水準を調整し、為替市場へ協調して介入するケースはその一例です。また経済問題のほかに、国際テロの防止やエイズ(後天性免疫不全症候群)対策や、そのときどきの国際政治問題や国際紛争なども取り上げ、そこで決めた各国の協調行動を政治宣言や議長総括として発表します。このようなボーダーレス時代を迎えサミットと並ぶ重要な政策調整の場になったのが、先進7力国蔵相・中央銀行総裁会議(G7:GroupofSeven)です。出席国はサミットと同じで、おもに金融・為替政策を話し合う会合です。外国為替市場や株式市場が荒れ模様になると、緊急の会議を招集して対応策を協議することもあります。

広く受け入れられているわけではない

GM作物は世界の市場で広く受け入れられているわけではない。遺伝子組み換えに対する世論の反発が根強いため、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ポーランドなどの有力市場では、GM作物に対する拒絶反応があるのだ。その理由は、第一に食品の安全性の問題があげられる。遺伝子組み換えによって、作物の成分組成に何らかの変化が生じるのではないかという不安がある。また、GM作物に導入された異種遺伝子が関連作物や雑草に拡散する遺伝子流動の懸念もある。除草剤耐性の雑草が出現したり、GM作物に対する耐性をもつ害虫が出現する危険性を指摘する専門家もいる。日本では、生理的嫌悪感からの反対派、食品以外なら活用してもいいという消極的賛成派、無関心派、支援派などが混在している状況だ。