イーアクセスは、NTTなどの通信事業者の電話回線を借りて、それをプロバイダに提供する、ホールセール(卸売り業タイプ)のブロードバンドサービス事業者。インターネットに接続するためのサービスは、自社で提供することなく、提携しているプロバイダに任せているのが特徴。ADSLというと、すぐにソフトバンクYahoo!BBを思い浮かべるかもしれないが、ADSLを最初に事業化したのはイー・アクセスだ。イー・アクセスは、ADSL事業の先駆者として業界を引っ張ってきた、ブロードバンドサービス事業者のパイオニア的な存在と言える。一九九九年十一月、日本電信電話公社(現在のNTT)出身で、当時慶應義塾大学で教鞭を執っていた現在の代表取締役社長千本倖生が、現代表取締役副社長のエリック・ガンと一緒に設立。最初は千本の研究室を拠点に活動していたが、二〇〇〇年には、米国のゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの超一流企業から四五億円の資金を集め、本格的に事業を立ち上げる。二〇〇〇年四月二八日にADSLの無料試験サービスを始め、同年十月一日には有料サービスに切り替える。また、二〇〇二年六月、日本テレコムからADSL事業を譲り受ける。
インターネット環境などが身近になってくるこれからの時代には、新しいモラルやエチケットが考えられていかなくてはなりません。そのような感覚をどのようにして確立していくかということですが、モラルやエチケットというものは、誰かが、あるいはどこかの組織がつくるものではなく、人びとがそこで生活をしていくにつれて、おたがいに気持ちよく生きていけるようにということから、だんだん合意されて成立していくたぐいのものだと思います。このような意味で、幼い時期から一人ひとりが早くから体験し、社会としては長い時間をかけて、新しいルールを共有していくことが必要です。幼児英才教育などといった文脈からではなく、できるだけ早いうちにできるだけ多くの人が、コンピュータそしてインターネットと出会うことができるように努力しなければならないのではないかと考えています。
持ち運びが容易で、どこにいても連絡がとれることから爆発的な人気の出た携帯電話は、2000年には累計で6、000万台を突破し、固定電話数を追い抜きました。このうちPHS(PersonalHandyphoneSystem)は「簡易型携帯電話」のことで、機能的には携帯電話に劣るために人気は下火となっています。しかし携帯電話よりも高周波の電波を使っているために、携帯電話の9・6〜28Kbpsの伝送速度に対して28〜64Kbpsと、高速なデータ伝送ができる点が見直されています。1999年2月からは、NTTドコモの携帯電話でインターネットに接続できるサービス(iモード)が開始され、圧倒的な人気を得て2000年中に1、000万台を突破しました。電子メールはもちろん、銀行取引やホームページも見ることができますし、パソコンよりはるかに軽く、即時に接続できるのが便利です。また、2000年秋からはGPS(GlobalPositioningSystem「全地球測位システム」)と連携して通信カーナビの機能も持つようになります。ただ、携帯電話は受け身の受信には向いていますが、文字キーが少ないために特殊な入力方式をする必要があること、画面が小さいことなどから、発信には問題がありますし、文章作成や計算などのパソコンとしての機能がありませんので、補助的な装置としての利用となると思われます。
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